日本社会の病

今月８日午後０時過ぎに東京・秋葉原で起きた通り魔殺人事件。
僕の就職先が秋葉原にあるが、今五反田にある会社に派遣されてて、事件当日も休日出勤の為五反田にいた。
その時土日も出勤し、平日は終電ぎりぎりまで働いて、日本社会が嫌になる位だった。全く私生活がないと言っていい位だ。そうすれば、人間はどうしても仕事イコール人生という状態にならざるを得ない。それで、仕事が上手く行かず、追い込まれた人がこの世が嫌いになるわけ。
幸い僕は日本人じゃないので、逃亡できる場所、母国がある。日本人にそんな逃げ場がないので、自殺等犯罪につながるのでは？
今回の秋葉原殺人事件の原因も日本社会自体にあると思う。日本人を犯罪に追い込む残虐な社会。現代日本社会の素顔である。
もう一つの原因は日本人の性格にある。日本人に本当の仲いい、何でも話し合える友達っているのかな？って疑問ある。自分が不幸に陥った時、何事も上手くいかなくなった時、一番頼りになるはずなのは友達や家族だと思う。しかし、現在の日本で家族の絆が薄れ、友達もない人が大勢いる。周りに人ばかりいるのに、孤島に一人ぼっちなような世界。
「他人に迷惑をかけたくない」という考え方自体が間違っているかもしれない。人間は赤ん坊の時から誰かの助けを借りて成長して、やがて力が付いたら自分も他人を助けていく、そして老後また他人の助けを必要とする運命なんだから。
「日本人よ、お互いを生きているうちに愛しよう」